早いもので深谷ねぎまつり開催から2週間。。。
今回の最大の目標、そして対策
周辺道路の渋滞対策・混雑緩和を目的として、会場となるアクアパラダイス・パティオの駐車場について、無料開放しないこととし、会場に隣接した駐車場を事前予約制(有料)とさせていただくことになりました。
皆様のご理解・ご協力のお陰で渋滞はほぼ無く大成功!と、言える結果になりました。
ありがとうございました。
一方で、Door to Doorが当たり前の深谷市民の皆さんから囁かれる「残念だ…」という声が少なからず耳に入っております。
そこで今回会場に隣接する駐車場を有料とし、その金額を3,300円と設定させていただいた内情をお話ししますね。
先ず大前提として説明不足だったこと。。。
<駐車場単体の事前販売はNGで“駐車券付き返礼品”的な販売しか出来ない>と…これ知ってました?
「当日駐車場」はOKだったかな?でもそれでは当日駐車場への渋滞が出来て意味がない。
そこで、お土産農研2号(800円)+カルソッツ用ねぎ3本(900円)…これだけで1700円
残りの金額でバスの増便と警備員の増員、深谷市内への新聞折り込みや看板の設置etc.
もちろん、駐車場を借り切ることで当日営業出来ないパティオ施設へのお支払いも含めると…
なかなかお金の余裕は無いんですよねぇ。。。
前日準備で委員長に隠れながらサボって食べたセブンティーンアイスも当然自腹です。あ、サボってたの自白しちゃった(笑)
善かれと、こうすれば?と様々な意見をいただきます。有難い!
参考にさせていただきながら、実行委員が長い長い時間と労力をつぎ込み今回の無事の開催を願った思考回路を少しだけご説明しますね。
↓↓↓
課題
- 最大3時間以上の深刻な交通渋滞が発生
- 緊急車両の通行に支障をきたす可能性
- 駐車場待ちの車列による周辺道路の混雑
- 地域住民の皆様の日常生活への多大な影響
- 予想を超える来場者数による交通整理人員の不足
- トイレの長蛇の列、長い待ち時間
改善と対策
- 事前予約制による駐車場の適切な収容台数管理
- プロの警備員の大幅増員によるスムーズな車両誘導
- 歩行者の安全確保の強化
- シャトルバスの増便(2経路から3経路に)
- JR深谷駅 ⇄ 会場付近
- 道の駅おかべ ⇄ 会場付近
- 深谷テラスパーク ⇄ 会場付近
- 仮設トイレの設置
品質向上のための運営基盤強化
- 深谷ねぎの十分な在庫確保
- 前回早々に品切れとなったことへの改善対策
- 生産者との連携による品質管理の徹底
- 駐車場ご利用特典:幻の深谷ねぎ(農研2号)をご用意
- 休憩スペース、案内表示の増設
持続可能な運営体制の構築
- 市民主体の手作りイベントとして10年以上継続
- 行政等からの補助金に頼らない自主運営
運営
- 安全対策強化に伴う運営費用の増加
警備員増員費用(前年比 約3倍)
シャトルバス増便費用(前年比 約2倍)
案内看板や誘導設備の充実 - イベントの質の維持・向上のための財源確保
- 会場施設貸切費用(前回 0)
※施設すべてを貸切に。
駐車場料金の設定(3,300円)は、上記の課題解決に必要な費用と、お客様の負担を最小限に抑えることの両立を考慮して決定させていただきました。
一番ご理解いただきたいのが・・・
深谷ねぎまつりは行政等からの補助金をいただいていないこと
それは、しがらみのない有志の集まりが自由に運営し「皆様にお祭りを楽しんでいただき深谷ねぎを楽しんでいただく」ために必要なこと。
田舎なのに3,300円は高いんじゃない?…
駐車場が無料や安いイベントのほとんどは、どこかしらからビックリするほどの補助金をいただいていることが多いんですよ。
もちろん渋滞だけが問題ではなく、一番は“安全に終える”こと。
その金額をご来場の皆様にご協力いただくとそれなりの金額となってしまうのです。
くどくなってしまいましたが1年間頭を抱えた渋滞対策。今回は成功とさせてくださいね。
今後とも、ご理解とご協力をお願いいたします。
至らぬ点なんてもんは次から次へと湧いてきます。
実は、それを解決することが実行委員の一番の楽しみなのかも???
まぢで、実行委員入りませんか?
お待ちしてますよー♪