2024深谷ねぎまつりを終えて 感謝とお詫び

この度は2024年1月28日(日)に開催致しました深谷ねぎまつりにお越しくださりありがとうございました。 
深谷ねぎまつり実行委員会(以下 会)を代表して御礼申し上げます。今回は天気にも恵まれ約2万人(実測値)と多くの方にご来場いただき誠にありがとうございました。
特に大きな事故もなく開催出来たのは皆様のおかげでございます。

今回の交通アクセスの問題の説明の前に、会の簡単な説明をさせていただきます。

我々の会は、2012年に市内の有志(飲食店や農家、会社員など)により立ち上げ致しました。
立ち上げた理由は他の地域には地域の特産品を生かした観光PRイベントやお祭りがあるのですが深谷市には特産品の深谷ねぎがあるにも関わらず、そのような催し物が無いと言うことでこれはやらなきゃとなり2013年に初めての「深谷ねぎまつり」を開催致しました。 
会として1番の方針は「食への感謝」です。ですのでまず奉納と言うもので氏神様(瀧宮神社)に深谷ねぎを献上し収穫出来た事への感謝、翌年の五穀豊穣を祈念しております。 

会のメンバーは16名。会長、副会長、会計各1名。 

会の運営費はおもにグッズの売上と出店料で、今回の開催にあたっては、のぼり旗の協賛金です。
市や県からの補助金や商工会などからの補助金は受けておりません。
深谷市には、一部広報活動ではお手伝いいただいておりますが、補助金については相談もしましたが、民間主催のイベントに対する制度がなく、叶いませんでした。 

今回、深谷グリーンパークアクアパラダイスパティオ(以下 パティオ)開催に至った経緯ですが、今までは深谷駅南口から徒歩1分の瀧宮神社にて開催しておりました。ですが、今年は1月28日が大安であり神社の業務が多忙になるということと昨年はコロナ禍と言うこともあり、事前のメディアにお願いした告知は限られた媒体でのみにしておりました。
それでも昨年の来場者数は1万5千人(売上ベースにより算出)の方が来られました。ですので瀧宮神社の境内では安全に開催することは難しいと判断し、パティオに相談させてもらい開催することとなりました。

当日は会のメンバー16名、ボランティア30名、警備会社6名の計52名で運営にあたりました。

パティオには駐車場が600台分(現在は資材置き場になっている部分があるので500台程度となっている)あり深谷市内の施設としては駐車場が多い施設となっております。 ですが逆に近隣にコインパーキングもなく、パティオの駐車場に集中してしまったのだと思います。 

当日の朝7時30分より飲食店の搬入を開始しました。
その時にはまだ来場される方はおりませんでしたが、会の者が最初に来場者様の車を確認したのは、飲食店の搬入が始まってすぐでした。
会としてのアナウンスは、出店者の方との接触事故を防ぐため9時以降(出店者の会場内からの車の撤収完了時刻)をアナウンスしておりました。
しかし先にも述べた通り8時前には最初のお客様が来られてしまい駐車場に案内する形となってしまいました。
そこで事前に告知しておいた通り正門を閉め裏側の出口から入場してもらう形を開始しました。
正門のある東側の通りはバス通りとなっており右折入場で渋滞が起きてしまうと想定し普段出口として使っている方から入ってもらうよう計画しました。
駐車場待ちになった場合でも40台から50台程度道に沿って並ぶ事も可能だと判断しておりました。
そこの通りは民家も無く迷惑を最小限に抑える事が可能と考えておりました。
県道75号線から直接ゴミの焼却場を北側へ行く道はシャトルバス専用とする予定で、シャトルバスは第3駐車場で折り返し運行をする予定でした。

9時の時点(開始1時間前)で近隣の道路は大渋滞してしまいました。
この時点で確認できた距離は700m程度ですが、各方面からこれぐらい来てしまって居たと思うとこの時点でおおよそ280台(10mに1台と算出)が駐車場に入れない状態となっておりました。
駐車場が完全に満車になったのが9時30分頃でこの時点からパティオ周辺道路では全く動かない状態となってしまいました。
警備の者が深谷駅近辺や道の駅おかべに停めてからシャトルバスでとアナウンスを開始したのもこの頃です。

10時30分頃にバス会社から交通渋滞で時間通り運行出来ないと連絡があり、その頃から近隣の農道や私有地に停めてしまう事案も発生し始めました。
バス会社の方が急遽交通整理にあたったり、会の者数名が交通整理や説明にあたりました。
場内のアナウンスで路上駐車の移動のアナウンスなども適期行っておりました。
その後も渋滞はなかなか解消されず14時頃まで同じような状況が続いてしまいました。

事前に警備会社や警察との打ち合わせもしてはいたのですが、この様な結果となってしまいました。  

深谷ねぎまつりの今後ですが渋滞対策、交通アクセスの改善と並行して会のメンバー集めが最重要課題として取り組んで参ります。 
夏頃までに見通しがつかない場合1年お休みいただく形も有るかと思います。ご理解いただけると幸いです。

この度は大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。 今後とも深谷ねぎならびに深谷ねぎまつりをよろしくお願いします。

深谷ねぎまつり実行委員会
実行委員長  戸丸 義之